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ヒゲ脱毛が痛い理由とは?和らげる方法まで徹底解説

2022/08/12

目次

なぜ、ヒゲ脱毛は痛いと言われるのでしょうか。その原因は顔面の皮膚の薄さや、神経の多さなどです。痛みを軽減するには保湿をする、日焼け対策を徹底する、アルコールの摂取を控えるなどのほかに、麻酔を使用するのも効果的です。本記事ではヒゲ脱毛の痛みの原因と、軽減する方法を解説します。ヒゲ脱毛の痛みを回避したい方は、ぜひご覧ください。

ヒゲ脱毛はどれくらい痛い?

実際、ヒゲ脱毛はどの程度痛みを感じるのでしょうか。静電気が走ったような痛み、輪ゴムで皮膚を弾いたような痛み、針で刺されているような痛み、チクチクする程度の痛みなどがよく聞かれる感想です。これらは肌の状態や、麻酔の有無、機材の種類によっても変わります。脱毛の回数を重ねると痛みに慣れるので、痛みが軽減するでしょう。

ヒゲ脱毛の機器は、メラニンという黒い色素に反応して脱毛をするため、黒色が濃いヒゲは機器がよく反応し、痛みを感じやすくなっています。

脱毛サロンよりもメンズクリニックのほうが強力な脱毛機器を扱えるため痛みは強くなりがちですが、脱毛が持続する期間が長く、脱毛効果が高いです。一方、脱毛サロンは機器の出力が弱い分痛みは少ないですが、脱毛の効果もあまり高くはありません。

ヒゲ脱毛で痛みを感じやすい部位とは

ヒゲ脱毛で特に痛みを感じやすいのは、下記の3カ所です。

・鼻の下
・あご
・あごの下

なかでも痛いのは、鼻の下です。ほかの部位は痛みを感じなくても、鼻の下の脱毛はベッドから飛び上がりそうになるほど痛かったという方もいます。鼻の下の痛みが顕著な理由は、皮膚が薄い部分でありながらヒゲが多い箇所だからです。ヒゲが多いと機器がよく反応するため、ほかの部位より痛みを強く感じます。ただし、鼻の下は範囲が狭いのであまり施術時間は長くないです。長時間にわたる痛みではないので、我慢しやすい箇所でもあります。

あごやあごの下は、濃くて太い毛が多いため脱毛の際に痛みを強く感じることが多いです。また、範囲も広いため鼻の下よりも痛みを我慢する時間が長くなってしまうでしょう。

ヒゲ脱毛が痛い理由

ヒゲ脱毛は、なぜ痛みを強く感じるのでしょうか。ヒゲにはメラニン色素が多いことや、ほかの部位と比べて顔は皮膚が薄いことなどが挙げられます。下記で、ヒゲ脱毛が痛い4つの理由を解説します。理由を知っておくことで、痛みに対する理解が進み痛みを軽減できるきっかけになるかもしれません。

ヒゲはメラニン色素が多いから

ヒゲは黒い色素であるメラニンが多いため、痛みを感じやすいです。脱毛の機器は、メラニンに反応して脱毛箇所を特定しているため、メラニンの多いヒゲは反応しやすいのです。したがって、毛の色が濃く密集している箇所ほど痛みを感じやすくなります。ヒゲ以外でも、VIO脱毛が痛いと言われるのも同じ理由です。

顔の皮膚はほかの部位に比べて薄いから

顔の皮膚はほかの箇所よりも皮膚が薄いため、痛みを強く感じます。皮膚が薄いと、刺激を感じやすいからです。ほかの箇所と同様の出力で脱毛をしても、顔の脱毛は強い痛みを感じやすいでしょう。

顔面には多くの神経があるから

顔面は脚や腕などよりも神経が多く、刺激に反応しやすいです。そのため、痛みを感じやすくなっています。

過剰に緊張してしまうから

脱毛する際に痛みを意識しすぎると、余計に痛みを感じてしまいます。特に、初回はどの程度の痛みかわからず緊張してしまい、痛みのことばかり考えてしまうでしょう。痛みに意識を集中すると、ほんの少しの痛みでも脳は過敏に反応します。緊張だけでなく、不安や恐怖などの感情も痛みを増加させるので、「痛みに耐えられるだろうか」「きちんと脱毛できるだろうか」といった不安は、痛みにも繋がるでしょう。ただし、緊張や不安が原因の痛みは施術の回数を重ねることで解消されると考えられます。

ヒゲ脱毛で痛みを和らげるには?

ヒゲ脱毛の際に痛みを和らげる方法を、5つ紹介します。保湿や日焼け対策、施術前後の飲酒は控えるなど、取り組みやすいものが多いです。何もしないで施術を受けるよりも痛さを軽減できる可能性が高いので、ぜひ取り入れてみましょう。

日頃から保湿をする

肌が乾燥しないよう、施術当日も含め日頃から保湿を徹底しましょう。乾燥した肌で施術を受けると痛みを感じやすいだけではなく、皮膚が赤くなるなどのトラブルが発生しかねません。また、ニキビがあると肌を傷つけてしまうリスクがあるため、施術できない場合もあります。大人のニキビは乾燥が原因のケースもあるので、肌の調子を整えるためにも保湿が重要です。洗顔後やお風呂上りに化粧水と乳液をつけたり、保湿クリームを塗ったりするとよいでしょう。最近は男性向け保湿剤も売られているので、ドラッグストアなどで見てみてください。

日焼けをしないように対策する

日焼けした肌は痛みを増加させるので、施術前に日焼けしないように気を付けましょう。なぜなら、脱毛機器はメラニンに反応して脱毛するからです。日焼けのダメージから皮膚を守ろうとメラニンが増え、肌が黒くなります。すると、肌の黒さとヒゲの黒さとどちらにも反応してしまい、痛みが増してしまうのです。日焼けした肌で施術を受けると火傷する恐れがあるので、過剰な日焼け状態では施術ができないこともあります。脱毛の時期をずらすか、日焼けした肌でも施術が可能な機器を取り扱っているクリニックを選ぶことも可能です。

施術前後は飲酒を控える

施術の前後12時間は、アルコールを摂取しないようにしましょう。アルコールにより血行がよくなると、人によっては肌が赤くなったりかゆくなったりしてしまいます。その状態で脱毛をすると、肌に余計なダメージを与える恐れがあるのです。アルコール分解の速度には個人差がありますが、施術前後の12時間はお酒を飲まないようにしましょう。

麻酔を使用してもらう

麻酔をしてもらうことで、痛みを和らげることが可能です。麻酔はクリニックで行われる医療脱毛のみ使用できますが、痛みを軽減する効果は大きいですので、痛みを最小限にしたい方は医師に相談してみましょう。麻酔の種類はクリニックによって異なりますが、麻酔クリームや笑気麻酔などが使用されます。

蓄熱式の脱毛機器を選ぶ

脱毛機器は、大きく分けて2種類存在します。熱破壊式と蓄熱式です。熱破壊式は太くて濃い毛に効果があることが特徴ですが、一方で強い痛みを感じやすい機器でもあります。蓄熱式は低出力脱毛が可能なので、痛みが感じにくいです。しかし濃い毛にはあまり効果がないのでヒゲ脱毛で、すぐに実感を得るのが難しいでしょう。

また、いずれの場合もテスト照射をしてもらうことで、痛みの程度を知れるので極度に緊張せず、施術を受けられるでしょう。

コラムのまとめ

ヒゲ脱毛は鼻下やあご、あご下で痛みを感じやすいです。その痛みは、静電気のような痛みや輪ゴムで弾かれたような痛みと言われますが、ヒゲの濃さなどによって痛みの度合いは異なります。痛みの理由は、顔面の皮膚の薄さや神経が多いことです。さらに、ヒゲは黒の色素であるメラニンが多く、脱毛機器はメラニンに反応して脱毛するので、ほかの部位より機器の反応がよくなります。保湿をしたり日焼けをしないようにしたりすることで痛みを軽減できますが、麻酔を使用するのが効果的です。脱毛の際に麻酔を使用したい方は、医師に相談してみましょう。