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ヒゲ脱毛の効果が出るのはいつ?回数ごとの減り方や目安をご紹介!

2022/08/12

目次

ヒゲ脱毛でツルツルになるまでに、レーザー脱毛や医療用のニードル脱毛であれば5回~6回施術が必要で、期間は2年~2年半程度かかります。光脱毛では25回ほど施術するので、約4年かかります。この記事ではヒゲ脱毛の効果がでる時期や、1回目の照射から効果がでるまでの期間、10回以上ヒゲ脱毛をして効果がなかったときの対策などを解説します。

ヒゲ脱毛の種類による効果の違い

ヒゲ脱毛にはレーザー脱毛、ニードル脱毛、光脱毛と3つの種類があり、その効果がそれぞれ違います。クリニックや医院で行われるレーザー脱毛やニードル脱毛(絶縁針脱毛)は、かなり高い脱毛の効果が得られます。メンズサロンで施術される光脱毛やニードル脱毛(美容電気脱毛)は、減毛・抑毛程度に留まります。なお、光脱毛は家庭用脱毛機器にも採用されています。

脱毛の種類 施術を受けられる場所 脱毛効果
レーザー脱毛 医療脱毛クリニック 高い
ニードル脱毛(絶縁針脱毛) 医療脱毛クリニック 高い
ニードル脱毛(美容電気脱毛) 脱毛サロン 低い
光脱毛 脱毛サロン 低い

ちなみに、永久脱毛は日本においては明確な定義がされておらず、米国食品医薬品局(FDA)で「3回の脱毛施術によって6ヶ月後、67%以上減毛していること」と定義されています。したがって永久脱毛とは減毛であり、永久に毛が生えてこない状態ではありません。

ヒゲ脱毛の種類による効果が出るまでの期間の違い

脱毛の種類によって、薄くなるまでの期間や施術の回数に差があります。レーザー脱毛と美容電気脱毛は、ツルツルになるまでにだいたい2年~2年半かかります。通院回数にして13回~15回程度です。光脱毛はツルツルになるまでに、4年ぐらいの時間がかかります。また、薄くはなりますが、減毛の効果に留まり、サロンに通うのをやめればまた普通に生えてくるようになる可能性があります。

ヒゲ脱毛の効果が出るのはいつ?

ヒゲ脱毛の効果を何日後に実感できるかは、脱毛の種類に応じて異なります。ツルツルになるまでにはどの方法でも何年かかかりますが、ヒゲが薄くなるまでとツルツルになるまでの期間をお伝えします。

レーザー脱毛

レーザー脱毛の場合は薄くなるまでに5回~6回程度通院し、その期間は1年ほどかかります。さらに、ツルツルになるまでには13~15回程通院し、その期間は2年~2年半に及びます。ヒゲの濃さや脱毛部位によって、回数は前後します。

ニードル脱毛(絶縁針脱毛)

ニードル脱毛(絶縁針脱毛)は、薄くなるまでとツルツルまでに、上記のレーダー脱毛とほぼ同様の期間が必要です。薄くなるまでは5回~6回の施術を受け、それには1年程度かかります。ツルツルになるまでには13回~15回ほど施術し、2年~2年半ほどかかります。

光脱毛

光脱毛はレーザー脱毛や美容電気脱毛より機器の出力が弱いため、施術回数が増え、期間が延びます。薄くなるまでには、8回~10回の施術を受け、約1年半必要です。ツルツルになるまでには25回ほど施術を受け、約4年かかります。

ヒゲ脱毛が一回で終わらないのはなぜ?

ヒゲ脱毛が完了するまでに何年もかかるのには、理由があります。一回のヒゲ脱毛で効果があるのは、毛全体の20%程度だからです。ヒゲを含む体毛の全てには、毛周期が存在します。成長期(毛が生える時期)から退行期(毛が抜ける時期)を経て休止期(休む時期)に入り、また成長期に戻ります。脱毛機器で脱毛できるのは、体毛の20%にあたる成長期の毛のみです。残りの80%は退行期か休止期で、脱毛の効果を得られないのです。毛周期に合わせて施術を受ける必要があるため、一回の脱毛では完了できません。

一回目の照射で毛が抜けてくるのはいつ頃?

一回目の照射後、ヒゲが抜け始めるのは何日後でしょうか。だいたい、1週間~2週間、遅くて3週間ほどでヒゲは抜け始めます。ヒゲが抜けるのには新陳代謝が関わっており、代謝がよい肌ほど効果が早く出ます。反面、代謝がよくないと照射後にヒゲが抜け始めるのは遅めになります。

早く効果が出るための注意すること

脱毛の効果を早く感じたい場合、注意すべきことがあります。脱毛直後は激しい運動、長時間の入浴、アルコールは控えましょう。また、次の施術まで日焼け対策や乾燥肌対策をきちんと行います。日焼けした肌や乾燥した肌では、思ったような効果が得られないことがあるからです。施術から1週間~2週間すると毛が抜け始めますが、無理やり毛抜きや手で毛を抜かないように注意してください。肌を傷つけてしまい、赤みや炎症などの肌トラブルに繋がりかねません。赤みや炎症がある状態での施術は、クリニックから断られてしまう可能性があります。

もしも10回以上ヒゲ脱毛をしても効果がないときは?

レーザーの種類や脱毛方法を変更する

脱毛効果の高い施術が受けられる医療脱毛であっても効果が得られない場合は、レーザーの種類が合っていないかもしれません。太い毛に向いているレーザー、産毛に向いているレーザーなど、レーザーの種類によって対応できるヒゲの太さが違います。太くて濃いしぶといヒゲには、YAG(ヤグ)レーザーが効果的です。医師に相談して、変更してもらいましょう。

脱毛機器の出力を上げてもらう

脱毛機器の出力が弱いと痛みが少ない代わりに、脱毛の効果も弱くなります。また、施術中痛そうにしていると出力を下げる配慮をしているかもしれません。10回以上照射しても効果が実感できないときは、照射の出力を上げてもらえないか相談してみましょう。痛みが心配なときは、麻酔を使用できないか確認してください。

ヒゲを抜かない

脱毛期間中は、無理やりヒゲを抜かないようにしましょう。脱毛機器は黒い色素のメラニンに反応して脱毛していますが、ヒゲを抜いてしまうとうまく反応できません。また、毛を抜くことで肌にダメージを与えると、炎症などの肌トラブルを引き起こすかもしれません。

脱毛前後の保湿を万全にする

乾燥した肌では、脱毛の効果が十分に得られません。肌が乾燥していると角質が分厚くなり、脱毛機器のレーザーが毛根まで届かないからです。また、出力を上げてもらいたい場合も乾燥していると火傷のリスクがあるため、出力を上げられません。ヒゲを剃ったあとと洗顔後は、化粧水と乳液や保湿クリームなどを使って、保湿をしましょう。

日焼け対策をしっかり行う

日焼けした肌の場合、思ったような効果が得られません。脱毛機器はメラニンという黒い色素に反応してヒゲを脱毛しているため、肌が黒いと機器の光が分散し、効果が薄れてしまうからです。日焼けした肌に対応している脱毛機器もありますが、脱毛前と脱毛中は特に日焼け対策に力を入れましょう。

結論、ヒゲ脱毛の効果はどれくらいで出るのか?

あなたが希望する仕上がりによって、ヒゲ脱毛に必要な回数は異なります。

レーザー脱毛 光脱毛
薄くなる(ヒゲ剃りが楽になる) 5回~6回(約1年) 8回~10回(約8カ月)
ツルツルになる 12回~15回(約2年2カ月) 20回以上(約2年4カ月)

通院の間隔は、回数を重ねるごとに伸びていきます。例えば、レーザー脱毛は、1回~4回目までは1カ月に1回程度ですが、5回目以降は2カ月に1回と倍の間隔になります。また、光脱毛は脱毛機器の出力が弱いため、初期はレーザー脱毛よりも頻繁に通う必要があり、1回~4回目までは2週間に1回通院します。その後、5回目~10回目は1カ月に1回、11回目以降は2カ月に1回とレーザー脱毛とだいたい同じ頻度で施術を受けることになるでしょう。

コラムのまとめ

ヒゲ脱毛は、種類によって効果が出るまでの期間が異なります。ツルツルになるまでにレーザー脱毛と医療用のニードル脱毛は2年〜2年半ほど、光脱毛は約4年かかります。光脱毛は痛みが少ない分、レーザーの出力が弱いためです。また、その効果も減毛・抑毛に留まります。一回目の照射後、1週間〜2週間ほどで脱毛効果が現れるでしょう。もし、10回以上ヒゲ脱毛をしても効果を実感できないときは、しぶといヒゲにも対応できるようなレーザーに変えたり、出力を上げてもらったりしましょう。また、自分でできるケアとしてはヒゲを抜かない、日焼け対策と保湿を徹底することが挙げられます。