包茎のデメリットを種類別に紹介！メリットも合わせて解説

「もしかして自分は包茎かもしれない！でも、どんなデメリットがあるんだろう？」

「包茎手術したほうがいいのか、迷っている」

こんな悩みを抱えている男性は少なくありません。

包茎に関する悩みはデリケートなため、一人で抱え込んでしまい、具体的にどんなデメリットがあるのかわからないという方も多いでしょう。

しかし、包茎の状態やそれに伴うデメリットを正しく理解することは、悩みを解決するための第一歩です。

そこでこの記事では、包茎のデメリットについて詳しく解説します。

また、少数ながら存在する包茎のメリットや、包茎の種類ごとの特徴、デメリットを克服したい場合におすすめな包茎クリニックについても触れていきます。

包茎について基本的な情報から知りたいという方にも分かりやすい内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

 

包茎の種類

包茎には、実はいくつかの種類があり、それぞれ状態や注意すべき点が異なります。

ご自身の状態を正しく把握するために、まずは包茎の代表的な種類について理解を深めましょう。

このセクションでは、以下の包茎の種類について解説します。

自身の状態と照らし合わせながら見れば、自分がどの包茎に当てはまるかわかるはずです。

仮性包茎

仮性包茎は、平常時には亀頭が包皮に覆われていますが、手を使えば比較的簡単に包皮をむいて亀頭を露出させることができる状態を指します。

また、勃起時には自然に亀頭が露出するケースも多く見られます。

日本人男性の多くがこのタイプに該当すると言われており、医学的には必ずしも治療が必要な状態とは限りません。

しかし、包皮内に汚れが溜まりやすかったり、見た目にコンプレックスを感じたりする方もいます。

真性包茎

真性包茎は、包皮の先端部分（包皮口）が狭いため、平常時も勃起時も亀頭を完全に露出させることができない状態を指します。

手を使っても包皮をむくことが困難で、無理にむこうとすると痛みを伴うことがあります。

この状態は、衛生面でのトラブル（炎症や悪臭など）を引き起こしやすく、排尿障害や性機能障害の原因となる可能性もあるため、医療機関での相談が推奨されるケースが多いです。

カントン包茎

カントン包茎（嵌頓包茎）は、包皮口が狭いにもかかわらず、無理に包皮をむいて亀頭を露出させた際に、包皮が元に戻らなくなり、亀頭の根元部分を強く締め付けてしまう状態を指します。

この状態になると、亀頭部がうっ血して腫れ上がり、激しい痛みを伴うことがあります。

放置すると血流障害が悪化し、最悪の場合、亀頭組織が壊死してしまう危険性もあるため、緊急の医療処置が必要となる状態です。

 

包茎のデメリット

包茎であることによって、日常生活や性生活において様々なデメリットが生じる可能性があります。

ここでは、包茎の種類別に考えられる主なデメリットについて解説します。

仮性包茎のデメリット

仮性包茎は医学的に問題ないとされることが多いですが、いくつかのデメリットが考えられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

臭いの原因になる

仮性包茎の場合、亀頭が包皮に覆われているため、包皮の内側に皮脂や尿、精液の残りカスなどが溜まりやすくなります。

これらは「恥垢（ちこう）」と呼ばれ、細菌が繁殖する温床となり、特有の不快な臭いを発生させる原因となります。

特に夏場など蒸れやすい時期には、臭いが強くなる傾向があります。

こまめに洗浄することで臭いを抑えることは可能ですが、根本的な解決には至りにくい場合があります。

早漏になりやすい亀頭が過敏である

仮性包茎の亀頭は、普段から包皮に保護されているため、外部からの刺激に慣れていません。

そのため、性行為の際に亀頭が露出すると、過敏に反応してしまい、射精までの時間が短くなる、いわゆる早漏の傾向が見られることがあります。

もちろん、早漏の原因は精神的なものなど様々ですが、亀頭の過敏さが一因となっているケースも考えられます。

炎症を起こしやすい

包皮の内側は湿度が高く、恥垢も溜まりやすいため、細菌が繁殖しやすい環境です。

これにより、亀頭や包皮に炎症が起こる「亀頭包皮炎」を発症するリスクが高まります。

亀頭包皮炎になると、赤み、腫れ、かゆみ、痛みなどの症状が現れ、日常生活に不快感をもたらすことがあります。

性感染症になりやすい

包皮が被っている状態は、クラミジアや淋病、HIV（エイズ）などの性感染症（STD）の原因となる細菌やウイルスが付着・潜伏しやすい環境と言えます。

コンドームを使用することで感染リスクはある程度抑えられますが、包皮のたるみ部分などに病原体が付着しやすいため、包茎でない人と比較して感染リスクが高い可能性が指摘されています。

尿が飛び散りやすい

仮性包茎の場合、排尿時に尿が包皮の先端にかかり、意図しない方向に飛び散ってしまうことがあります。

これにより、トイレを汚してしまったり、ズボンに尿がかかってしまったりすることがあります。

特に公共のトイレなどでは、周囲への配慮も必要になるため、精神的なストレスを感じる方もいます。

女性の膣炎を誘発する可能性がある

包皮内に溜まった恥垢や細菌が、性行為を通じて女性の膣内に侵入し、膣炎などを引き起こす可能性があります。

自分のせいで大切なパートナーに迷惑をかけてしまう可能性がありますし、もしかしたらパートナーから怒られてしまう可能性もあります。

パートナーの健康を守るためにも、自身のペニスの衛生状態には常に気を配る必要があると言えるでしょう。

コンプレックスになる

温泉やサウナなどの公衆浴場や、パートナーとの性行為の際に、見た目を気にしてコンプレックスを感じる方もいます。

「他人と違うのではないか」「パートナーにどう思われるか」といった不安が、精神的な負担となることがあります。

その結果、自分に自信が持てなくなり、異性に対してアプローチするのが難しくなってしまう人もいます。

このように、仮性包茎にも様々なデメリットがあります。

医学的に必ずしも治療する必要があるわけではないとはいえ、このデメリットを解消するために包茎手術を受ける方も少なくありません。

真性包茎のデメリット

では次に、真性包茎のデメリットを見てみましょう。

真性包茎は、平常時も勃起時も亀頭が露出しないため、仮性包茎よりも深刻なデメリットが生じやすい状態です。

そのため、仮性包茎の各デメリットに加えて、下記のようなデメリットが発生する可能性があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

包皮と亀頭の癒着

真性包茎では、常に包皮と亀頭が接しているため、皮膚同士がくっついてしまう「癒着」が起こることがあります。

癒着が起きると、無理に包皮をむこうとした際に痛みや出血を伴う可能性があります。また、亀頭の正常な発育を妨げる要因にもなり得ます。

射精障害（遅漏）のリスク

亀頭が常に包皮で保護されているため、外部からの刺激に慣れていません。

その結果、性行為において十分な刺激を感じられず、射精に至るまで時間がかかってしまう「遅漏（ちろう）」と呼ばれる状態になることがあります。

これが原因で、性行為に苦手意識を持ってしまう方もいます。

強い臭いや恥垢の蓄積

包皮をむいて亀頭を洗浄することが困難なため、包皮の内側には尿や皮脂のカスである「恥垢」が非常に溜まりやすくなります。

恥垢は細菌の温床となり、仮性包茎の場合よりも強い、特有の不快な臭いを発生させる原因となります。

衛生状態を清潔に保つことが難しく、悪臭がコンプレックスになることも少なくありません。

亀頭包皮炎などの皮膚トラブル

恥垢が溜まりやすく不衛生な環境は、細菌が繁殖する絶好の場所です。

これにより、亀頭や包皮が赤く腫れたり、かゆみや痛みを感じたりする「亀頭包皮炎」を繰り返し発症するリスクが高まります。

炎症が慢性化すると、日常生活にも支障をきたす可能性があります。

カントン包茎のデメリット

カントン包茎は、緊急性の高い状態であり、放置すると重大な問題に発展する可能性があります。

具体的には以下のようなデメリットが生じることもあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

勃起時の強い痛み

カントン包茎は、包皮の先端部分（包皮輪）が狭いため、勃起した際に亀頭が締め付けられてしまいます。

この締め付けにより、うっ血して強い痛みが生じることが多く、性行為どころではない激痛に襲われることもあります。

この痛みがトラウマとなり、勃起そのものに恐怖を感じるようになるケースもあります。

陰茎の血流障害・壊死のリスク

カントン包茎で最も警戒すべきデメリットは、血流障害です。

狭い包皮輪による締め付けが続くと、亀頭部分への血流が阻害され、陰茎が紫色に腫れあがる「うっ血」状態となります。

この状態を放置すると、最悪の場合、陰茎の細胞が壊死してしまう危険性があり、緊急手術が必要になることもあります。

性交が困難になる

勃起時の強い痛みに加え、包皮をスムーズにむくことが困難なため、性交自体がしにくくなります。

たとえ性交できたとしても、途中で包皮が戻らなくなり嵌頓（カントン）状態に陥るリスクが常に伴います。

パートナーに心配をかけてしまうことや、満足な性生活を送れないことが、大きな精神的ストレスとなる可能性があります。

 

包茎のメリット

一般的にデメリットが注目されがちな包茎ですが、ごく少数ながらメリットとして捉えられる側面も存在します。

ここでは、包茎であることのメリットとされる可能性のある点について解説します。

感度が良い

包皮をむいた状態の亀頭は非常にデリケートであるため、感度が高いという点はメリットと捉えることができます。

男性自身が性的な快感を得やすいだけでなく、男性が満足している様子を見て喜ぶ女性もいるようです。

また、性交が比較的短時間で終わることを好ましいと感じる女性も少数ながらいるため、包茎が必ずしも否定的に受け止められるとは限りません。

包茎を好む女性もいる

少数ではありますが、包茎の状態を好む女性も存在します。

そして、もしパートナーとの間で性的な相性が良く、その他のデメリットについても双方が問題視していないのであれば、必ずしも包茎治療を急ぐ必要はないかもしれません。

パートナーさえ気にしないのであれば問題ないという方は、まずパートナーに相談してみるのが良いでしょう。

 

包茎のデメリットを克服したい場合

これまで解説してきた包茎のデメリットを読んで、「やっぱりこの状態を何とかしたい」と感じた方もいるかもしれません。

包茎のデメリットを克服するための代表的な方法として、包茎手術があります。

そこで、包茎手術とは何なのか？ということと、おすすめの包茎クリニックについて紹介します。

包茎手術

包茎手術とは、余分な包皮を切除するなどして、包茎を通常の状態に戻す手術のことです。

日本では、包茎手術に対応している病院や、包茎手術を専門にするクリニックで治療を受けることができます。

包茎手術にはいくつかの種類があり、それぞれ期待できる効果や特徴が異なります。

ご自身の包茎の状態や、どのような点を改善したいかによって、適した手術方法を選ぶことが大切です。

以下に代表的な包茎手術の種類と、期待できる主な効果を表にまとめました。

ただし、上記は一般的な効果であり、個人の状態やクリニックの方針によって詳細は異なります。

ご自身にどの手術が合っているか、また手術によってどのような変化が期待できるかについては、専門のクリニックで医師に相談し、十分な説明を受けることが重要です。

では、実際に包茎手術を検討したいという方にむけて、おすすめの包茎クリニックを紹介します。

おすすめの包茎手術クリニック

— 画像引用元：メンズライフクリニック

クリニック名	メンズライフクリニック
治療方法・費用（税込）	・スタンダードカット（環状切開）：99,000円 ・デザインカット（亀頭直下）：165,000円 ・ハイパーカット（亀頭直下埋没法）：275,000円 ・ハイパーVカット（亀頭直下埋没法、小帯形成）：440,000円 ・スーパーカット（6-0糸・予備麻酔・30G麻酔・小帯形成・内膜解放切除・絞扼輪切除・フォアダイス除去）：660,000円 ・背面切開：55,000円 ・薬剤による切らない施術：33,000円〜198,000円
施術時間	30分程度
治療実績	・開院30年 ・包茎治療10万件以上
アフターケア	無料
カウンセリング	無料
キャンペーン	包茎手術（スタンダードカット）55%OFF（99,000円→45,000円）
院数	全国23院
支払い方法	・現金 ・クレジットカード ・PayPay支払い ・メディカルローン
診察時間	9:00〜20:00
休診日	不定休

メンズライフクリニックは、日本全国に多くの拠点を持つ、男性の悩みに特化した専門クリニックです。

包茎手術の分野では、長年にわたる経験と数多くの治療実績を背景に、個々の患者様の状態や要望を丁寧に汲み取り、それぞれに最適なオーダーメイド治療を提案しています。

治療の選択肢も多岐にわたり、一般的な環状切開術から、見た目の美しさを追求した亀頭直下デザインカットやハイパーカット、さらにはメスを使わない治療法まで幅広く提供。

この選択肢の豊富さが、後悔しない治療を選ぶ上で大きな助けとなります。

また、手術に伴う痛みをできる限り軽減するための麻酔方法には独自の工夫が凝らされています。

なので、痛みに不安を感じる方も安心して治療を受けることができます。

無料カウンセリングでは経験豊富な男性カウンセラーが親身に相談に応じ、手術後の診察や必要な薬剤も無料で提供されるなど、アフターケア体制も充実している点もメンズライフクリニックの魅力。

最初から最後まで患者が安心して治療を受けられるようになっています。

とはいえ、やはり初めて包茎クリニックに行くときは不安を感じるものですよね。

そこで、メンズライフクリニックで実際に包茎手術を受けた方の口コミを紹介します。

メンズライフクリニックの包茎手術の口コミ

この方は、事前カウンセリングでしっかりと相談できたため、安心して治療を受けられたようです。

包茎手術には様々な方法がありますが、予算や希望に合わせたプランを提案してくれるのであれば安心ですね。

メンズライフクリニックはすべて男性スタッフが対応していくれるので、安心して相談できるという点も魅力です。

手術後の痛みもほぼ無かったようで、手術してよかったと感じているようですね。

このように、メンズライフクリニックを実際に利用して、満足したという方は数多くいます。

メンズライフクリニックの口コミや体験談をもっと詳しく知りたい方は「メンズライフクリニック」の記事もご覧ください。

また、他の包茎クリニックも確認したい方は、こちらの「包茎手術　おすすめ」記事も参考にしてみてください。

 

包茎のデメリットに関する質問

包茎のデメリットについて、多くの方が疑問に思う点をまとめました。

特にパートナーの視点からの疑問は気になるポイントかもしれません。

日本人の何割が包茎？

正確な統計データは調査方法によってばらつきがありますが、一般的に仮性包茎を含めると成人日本人男性の約7割～8割が何らかの包茎状態にあると言われています。

その中でも、平常時・勃起時ともに亀頭が全く露出しない真性包茎や、包皮の締め付けがあるカントン包茎は少数派です。

もし自分のパートナーが仮性包茎だったとしても、それは決して珍しいことではありません。

しかし、彼自身がその状態を気にしていたり、衛生面での不安があったりする場合は、一度話し合ってみるのも良いでしょう。

包茎がダメな理由は？

「そもそも、どうして包茎はダメと言われることがあるの？」と疑問に思う方もいるでしょう。

医学的に必ずしも「ダメ」というわけではありませんが、特に真性包茎やカントン包茎の場合は、衛生面や機能面で以下のような問題が生じる可能性があります。

また、仮性包茎が理由で、恥垢が溜まりやすいために臭いが気になったり、亀頭包皮炎を繰り返したりする人もいます。

パートナーである女性側から見ても、彼のペニスが不潔な状態であったり、性行為の際に何らかの支障があったりすると、気になってしまうかもしれません。

一概に「ダメ」と決めつける必要はありませんが、個々の状況や悩みに応じて考えることが大切です。

彼氏が包茎のデメリットは？

「彼氏が包茎だと、私に何かデメリットはあるの？」と心配になる女性もいるかもしれません。

彼氏が包茎であることによって、女性側に直接的な健康被害が及ぶことは稀ですが、以下のような点が間接的なデメリットとして考えられます。

衛生面の問題	彼が十分に清潔を保てていない場合、性行為を通じて細菌が女性の膣内に入り、膣炎などを引き起こす可能性がゼロではありません。
性行為の満足度	彼が包茎であることによって早漏気味であったり、逆に射精しにくかったりする場合、お互いの性行為の満足度に影響が出ることがあります。
彼のコンプレックス	彼自身が包茎を強く気にしていて自信を持てない場合、それが二人の関係性に影響を与えることも考えられます。

もちろん、これらは可能性の話であり、全てのカップルに当てはまるわけではありません。

大切なのは、彼が包茎であることについて、お互いがどう感じているか、何か困っていることはないかをオープンに話し合うことです。

 

包茎のデメリットまとめ

この記事では、包茎の種類別に考えられるデメリットや、少数ながら存在するメリットについて解説してきました。

改めて、包茎の主なデメリットをまとめると以下のようになります。

これらのデメリットは、必ずしも全ての人に当てはまるわけではありませんが、日常生活や性生活において悩みの種となる可能性があります。

もし、これらのデメリットを克服したいと考えるのであれば、包茎手術という選択肢があります。

悩んでいる方は、信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、ご自身の状態や希望に合った治療法を検討してみましょう。

例えば、記事内でも紹介したメンズライフクリニックは、豊富な実績と丁寧なカウンセリング、充実したアフターケアが特徴で、安心して相談できるクリニックの一つです。

包茎のデメリットが気になった方は、ぜひ専門クリニックで相談してみてくださいね！